耐震事業
多種多様な「耐震補強一式工事」を実施
一瞬にして多くの尊い命が奪われ、想像を絶する多大な被害をもたらした阪神・淡路大震災。
あの未曾有の大地震がまだ記憶に新しい平成7 年12 月25
日に、大地震の教訓と警鐘を踏まえて『建築物の耐震改修の促進に関する法律』が施行されました。これにより、学校などの公共建築を中心に建物の強度に対する再点検が実施され、さらに強度に問題がある場合には耐震改修・補強工事が行われるようになりました。私たちキクシマも、鉄骨構造ビルをはじめとする一般ビル建築で積み重ねてきた確かな技術力や豊富なノウハウをもとに、いち早く、耐震補強工事に取り組むための体制を整備。多種多様な「耐震補強一式工事」を実施し、数多くの実績を積み上げて参りました。
- ■耐震診断・耐震補強設計
- ■鋼製ブレース耐震壁・RC耐震壁設置工事
- ■耐震壁・柱・床・鋼製補強製作設置工事
- ■耐震対策用柱袖壁スリット目地設置工事
- ■躯体補強・壁・床・梁・柱 クラック注入工事
- ■耐震補強用各種アンカー・販売・施工
- ■構造物切断工事
- ■無振動・低騒音アンカー穿孔・解体工事
- ■SPAC工法
- ■K型ブレス
- ■柱巻き補強
- ■IAU型免震システム
- ■スーパーストロング構造体バリュー加盟店
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耐震補強SPAC法
SPAC工法(Steel Plate and Aramidfiber Compositeの略)は、柱を鋼板と耐震補強用繊維シート又は鉄筋を用いることによって強度と靭性が向上することを可能にした工法です。この補強工法を用いると鉄骨ブレースの必要性もなく建物を使用しながら工事を行うことも可能になり、住居者の苦情や費用の削減にも寄与しています。柱をはじめ梁や壁などに対して補強を施した多数の試験体を用いた実験によって著しい補強効果の発現が検証されてきました。鉄筋コンクリート造だけでなく鉄骨造などの構造物の耐震補強にも取り組み万能型の補強技術として発展していく工法です。